10月13日、14日の二日間にわたるGeoguessrの公式世界大会が終了しました!
決勝戦はオランダのConsusさんとフランスのBlinkyさんが対戦して、Consusさんの優勝となりました。おめでとうございます。日本代表のしいなさんもとっても素晴らしい勝負をしてくださいました。遠く離れた地で対戦をするのはとてつもない心労があったかと思います。お疲れ様でした。
1日目の試合は予定があったためまだ全部見れていないのですが、2日目はどの試合もとても熱くて、眠気をまったく感じず朝まで見てました。
準決勝のmovingの試合でBlinkyさんがノーダメージで勝利する様子にただただ圧倒されて、完全にBlinkyさんのファンになりました。Geoguessr界隈ではmoving派とno move/nmpz派がいると思うのですが、movingが好きな自分はBlinkyさんのプレイスタイルにかなり親近感を感じます(もちろんguessの精度は段違いなのですが)。フランスのgeoguessrコミュニティはmovingが主流だそうです。
その分決勝3試合目のmovingでBlinkyさんが負けたのが衝撃でした。
2日目の試合を見ていて感じたことは、Duelsで勝敗の分かれ目となる最重要国はニュージーランドではないか、ということですね(moving/nm問わず)。
世界大会に出場するレベルになると他の国ではほとんど差がつかず、難しい問題がでても両者ともに間違えていました(緑豊かなニューメキシコ州の山やニューハンプシャー州の山とか)。ただニュージーランドの北島と南島の区別は判断が分かれがちで、かつ二択なので点差がつきやすかったです。距離も絶妙に離れていて、島を外したらおしまいなのがとてもシビアですね。北と南の区別は山と地形と南島の北端の地域の電柱くらい?と手がかりが少なめなので、町一つ一つの特徴を掴んでおく必要がありそうです。
それとインドがよく出たのが嬉しかったです。ACWでは現在インドマップを作るモチベーションがある人がいないらしくてほとんど地点がないんですよね(ACW作成代表者のmatepotatoさんがインドの方なのでなんとも悲しい……)。言語も気候も文化もさまざまで探索しがいがとてもある国なので、今とても気になっています。
実況の方が仰っていた、勝者がいるから敗者がいて、敗者がいるから勝者が輝くといった言葉(うろ覚えで意味がずれているかもしれません)がかなり自分の心に響きました。
この大会に参加している人たちはみんな真剣にgeoguessrに向き合ってきて、その過程は等しく価値のあるものであるのに、勝った人がやはり脚光をあびることになってしまう。当たり前のことではありますが、どこかやるせない気持ちを感じてしまいます。
いずれにしても今回の大会が無事に終了して本当によかったです。
関係者の方々、このような素晴らしい二日間を作ってくださりありがとうございました。